債務整理をしてもローンは組める?

■債務整理に対するローン業者の認識
家や自動車などの大きな買い物をする場合、ローンがよく利用されます。ローンの申し込みがあると、ローン業者はまず信用情報機関を利用し、申込者の信用情報の照会を行います。信用情報は過去の返済履歴や借入履歴などであり、申込者の信用度を図るために用いられるものです。これに加え、現在の収入などを加味した上でローンを許可するかどうかを決定します。

信用情報には債務整理のことも記載されます。債務整理は借金を返済することが困難になった方が利用できる救済制度のことです。債務整理を利用する理由はさまざまですが、借りたお金を約束通り返さなかったということには違いありません。そのため、基本的にローン業者は債務整理をネガティブなものとしてとらえます。

債務整理のことが信用情報に記録されている場合、住宅ローンや自動車ローンの審査には著しく不利になります。なお、ローン業者の審査の基準は一般には公開されておらず、債務整理の経験がある方でも、すぐにローンを組むことができたというケースはないわけではありません。しかし、それはあくまで稀少なケースであり、基本的にはほとんどのケースにおいて審査に通ることはないと考えていいいでしょう。

■信用情報の保持期間
もっとも、債務整理の経験がある方が一生涯にわたって住宅ローンや自動車ローンを利用できないというわけではありません。信用情報の記録の保持は一定期間であり、債務整理の記録が削除されればローンを組むことも可能になるでしょう。

債務整理の場合、信用情報機関の記録が消えるのは7年から10年とされています。債務整理からそれくらいの間が空いており、他に審査に悪影響を及ぼすものがなければローンを組むことができる可能性は高いです。

ただし、信用情報機関の信用情報は一定期間が経過すると削除されますが、銀行などの金融機関の顧客情報は一定期間が経過しても削除されません。過去、とある銀行の債務を債務整理で免責にした場合、その銀行でローンを組むことはどれほどの時間が経っても難しいと言えるでしょう。 ?

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


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