自己破産後の生活

自己破産にはメリットもあればデメリットもあります。自己破産後の生活に支障を来たすこともあるので、自己破産のデメリットはしっかりと理解しておきましょう。
■一定の財産を失う

自己破産とは、債務者の借金の返済を免除する代わりに、生活に必要となる最低限の生活費と生活必需品を残して財産を全て換価し、債権者に配当するというものです。破産手続開始決定が下り、換価するだけの財産を持つ場合は破産管財人が選任され、ほとんどの財産を失うことになります。これには不動産、すなわち家や土地も含まれます。生活ができなくなるレベルではありませんが、生活水準の著しい低下は避けられないので、その点はしっかりと覚悟した方がいいでしょう。
なお、破産管財人が選任される管財事件の場合、破産管財人が管理している財産には債務者に届けられた郵便物も含み、中身を管理し、閲覧することができると定められています。すなわち、個人のプライバシーが一部制限される状態になるということです。
■連帯保証人に迷惑がかかる
自己破産は借金そのものがなくなるというものではなく、あくまで債務者の借金の返済を免除するというものです。そのため、連帯保証人を設定していた場合、債務者が免責を受けると、債権者は連帯保証人に対して取り立てを行うことになります。連帯保証人に迷惑がかかるのは間違いないので、自己破産を考えているのであれば債務者は連帯保証人にきちんと相談をする必要があります。

■精神的なデメリット
自己破産をすると借金の返済が免除された開放感から前向きな気持ちになれるという方もいますが、逆に、精神的に追い込まれてしまう方も少なくありません。というのも、自己破産は家族、連帯保証人、債権者に対して著しく迷惑を生じさせる行為であり、罪悪感に苛まれるためです。また、自己破産は自分から公言しなければ露呈することはありませんが、なんらかの理由で他人に知られた場合、社会的信用を大きく損なうことになり、その恐怖感に苛まれてしまうという方も多いのです。

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


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