任意整理後の生活

任意整理を行うと借金が返済可能な金額にまで減額され、生活の建て直しを行うことができます。しかし、任意整理にはメリットばかりではなく、デメリットもあります。これを理解しておかなければ、任意整理後の生活に支障が出ることも考えられるので注意しましょう。

■買い物が不便になる
個人再生や自己破産と同様、任意整理でも信用情報機関の信用情報に記録されることになります。これはいわゆるブラックリスト入りであり、この状態だとクレジットカードを作ったり、ローンを組むことが困難になります。任意整理後は決算方法や購入方法に制限がかかるので、キャッシュでの取引を普段してこなかった方などは大きな不便さを感じることでしょう。

なお、信用情報機関の信用情報は一定期間が経過すると抹消されますが、金融機関の顧客情報は永遠に残り続けます。債務整理をした金融機関は一生涯にわたって利用することが難しくなります。なお、近年では金融機関の合併や統合がたびたび行われており、合併後や統合後の金融機関の顧客情報は共有されます。そのため、一度任意整理を行うと、将来的にはさまざまな金融機関を利用することが難しくなるということも考えられます。住宅ローンや自動車ローンなどで大きな買い物をしようと考えている場合、ひょっとしたら過去の任意整理が原因で審査が通らなくなってしまうということも起こるかも知れません。

■就職に不利になることも
任意整理をする方は低所得者がほとんどであり、任意整理後に転職を考える方も少なくありません。しかし、信用情報機関の信用情報は自分が思いもよらないところで照会されているものであり、実際、任意整理後にそれを理由として採用を断られるというケースも起きているようです。近年では景気好調によって求人募集が増えてきていますが、任意整理の経験がある方は特に金融関連企業については採用を勝ち取ることは極めて難しいと言えるでしょう。

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


ハウスリースバック
法律・法務事務所
ジャンル別
借金の整理方法
  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 過払金返還請求
過払い金・自己破産について
お金の使い方に注意
借金に関する知識
債務整理コンテンツ
お金について考える
お金について考える
ハウスリースバック

運営者情報 | ランキング調査について | 免責事項 | アヴァンス法務事務所 | 樋口総合法律事務所 | 杉山事務所