ギャンブルの借金で任意整理はできる?

■ギャンブルでの自己破産
債務整理とは借金の返済が困難になった方を対象として、借金の金額を減額したり、返済の義務を免除したりする救済制度のことです。債務整理には自己破産と個人再生、また任意整理の3つの方法があります。

自己破産は裁判所から債務の免責を受け、借金の返済の義務を免除してもらうことです。自己破産は借金の返済が困難な方の内、安定した定期収入がない方などによく利用されています。なお、自己破産を行うためには裁判所から免責を受けなければならないのですが、浪費やギャンブルのための借金によって財産が大きな減ったり、大きな債務を抱えたりした場合、免責を許可しないと定められています。これを免責不許可事由といいます。

そのため、ギャンブルの借金では自己破産を行うことは難しくなるというのが本来の決まりなのですが、実際には自己破産の免責は借金や経済状況なども加味して決定されるので、裁判所から免責を受けられるケースも少なくないようです。

■ギャンブルでの任意整理
債務整理の一つに任意整理という手続があります。任意整理は弁護士や司法書士が債務者に代わって債権者と返済方法、返済額についての協議を行い、支払いが可能になる条件での合意を成立させるというものです。この際、利息制限法の上限金利を超える高金利で借り入れを行っていたことが判明した場合、利息制限法による引き直し計算をした後に過払い金の返還請求を行うことになります。

自己破産とは異なり、任意整理には裁判所は介入してきません。任意整理による合意が成立するかどうかはあくまで債権者次第です。そのため、借金がギャンブルによるものであろうとなんであろうと任意整理は問題なく行うことができます。

そして、債権者は借金の理由というものはあまり考慮しません。債権者にとっては借金を回収できればそれでいいのであり、過去の借金の理由よりも、現在の返済の状況の方が遥かに重要となります。債務整理を行うことにメリットがあるのならば、ほとんどの債権者はそれに応じるはずです。 ?

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


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