任意整理の後に住宅ローンは組める?

■任意整理に対するローン業者の認識
債務整理は借金の返済が困難になった方が借金を減額したり、返済を免責したりすることのことです。債務整理は借りたお金が返せなくなったということの証明であり、債務整理の経験があると住宅ローンを組むのが難しくなると考えている方は多いかと思います。

債務整理をしたからといって必ず住宅ローンが組めなくなるというわけではありません。債務整理にも任意整理、個人再生、自己破産などの種類があり、ローン業者の審査の基準は公開されていませんが、それぞれに異なる取り扱いをしているというところもあるようです。

個人再生は借金を5分の1から10分の1にまで大幅に減額するものであり、自己破産は借金の返済そのものを免責にするというものです。個人再生と自己破産は法的手続きであり、これらを行えば信用情報機関の信用情報に登録されるだけでなく、官報にも掲載されることになります。個人再生や自己破産は借金の金額が大きく、かつ、安定した定期収入が見込めない方などによく利用されている手続です。債務整理の中でも、個人再生や自己破産は特にローン業者からネガティブなイメージを持たれやすく、向こう7年から10年は住宅ローンを組むことは困難になるとされています。

しかし、任意整理ならば住宅ローンが受けられることもあります。任意整理は弁護士や司法書士に依頼して債権者と話し合いを行い、借金を返済可能な金額にまで減額したり、過払い金がある場合はその返還請求を行ったりするというものです。任意整理は現在の収入の範囲でできるだけ借金を返済していこうという姿勢がうかがえるものであり、債務整理の中でも個人再生や自己破産と比べるとネガティブなイメージを持たれにくいとされています。

債務整理の中でも、任意整理の後ならば住宅ローンを組める可能性は高いです。ただし、任意整理も個人信用情報の信用情報に登録されるので、悪条件にならないわけではないということは覚えておきましょう。

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


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