債務整理でもっとも多い任意整理について詳しく知ろう

債務整理でもっとも手続きが多いのが『任意整理』です。
任意整理とは、借金の返済能力がありきちんと返済したいけれど、利息まで払うのは難しいというときに役立つ債務整理です。
要するに『任意で借金を整理すること』を任意整理といいます。
特徴は、他の債務整理とは違い裁判所を通さないこと。
弁護士や認定司法書士だけで借金問題を解決できる方法です。
そして、先にも述べたように発生した利息や毎月の支払いを減額してくれます。
そのため、返済能力はあるけれど、無理なく返済したいという方にはピッタリでしょう。

任意整理によって借金を減額してもらえる理由は2つあります。
1つ目は利息制限法と呼ばれるもの、2つ目は出資法と呼ばれるものです。
利息制限法は、利息上限を定めた法律で、金額によって決まります。
たとえば10万円未満の場合、利息上限は20%、100万円未満の場合18%になります。
対し出資法は29.2%が利息上限になります。
ほとんどの金融機関は、出資法を基準にしているのが特徴です。
これらの上限利息によって、最大14.2%もの差が出てしまうため、任意整理をして差額を計算し、払い過ぎていた利息をカットすることができるというわけです。
また、利息分は元金返済に充てることもでき、残金で無理のない返済計画を立てることができるようになります。
ただし、任意整理を行うにはいくつかの条件があります。
1.減額後は原則3年程度で完済する
2.継続安定した収入があること
です。
そのため、これらに該当しない場合、任意整理を行うのは難しいでしょう。
弁護士や司法書士との相談次第になりますが、債務整理にはいろんな方法がありますので、借金状況によって任意整理かその他の手続きか決定します。

さて、そんな任意整理ですが、手順は次の通りになります。
弁護士・司法書士に相談し、任意整理ができると判断したら受任通知によって各金融機関からの取り立てや支払いがストップします。
引き直し計算が行われ、弁護士・司法書士が金融機関に交渉、和解が成立したら返済計画を立て、返済がスタートします。

本来ないお金を手に入れられる安易さから借金を繰り返し、ついに返済困難になってしまう事があります。本当に返済が不可能になれば、破産の手続きをすることがありますが、破産という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いものです。それは、「破産=金銭管理は出来ていない=だらしがない」とか、「葉さん=借金を返済しない」という認識から無責任さを感じることに起因するものと思われます。しかしこれらは間違った認識です。破産は借金に苦しむ人を救う手段の一つと考えるべきです。

また、借金の返済が困難になったからと言って、破産以外に道が残されていないかと言えば、そんなことはありません。例えば「家を手放したくない」、「利息は払えないが、借りたお金だけならば何とか返せそうである」という場合は、破産以外にも解決方法があるのです。債務整理とはネガティブなものではなく、「借金を法的に見直し、無理のない生活を送る」という、いわば借金で困った人の再出発を法的に補助する手段なのです。


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